軟部組織 (筋肉・筋膜・腱 etc.) を整える事の重要性


 整体では、背骨や骨盤、その他の関節の歪みを機能解剖学に基づ

いて矯正する事を重視していますが、ほぼ同様(それ以上)に筋肉を

中心とした軟部組織を柔軟にすることが重要です。

骨格が歪んでしまったり、関節の動きが悪くなるのは、筋肉等の軟部

組織が、何らかの理由 (生活習慣の場合が多い)により、硬く縮んだ

り、アンバランスを生んでいるためです。 これらの状況を放置している

と、
体性機能障害の極限である三次障害 にまで発展してしまいます。





 「筋肉の状態を整える」事によって、血液やリンパの流れが良くなり、

栄養の運搬、老廃物の除去などがスムーズに行なわれます。 心地よ

い刺激の軟部組織への柔軟法は、心身をリラックスさせ、自律神経の

調整を行なうと共に、身体の各組織の 「本来の機能」 を回復させ、血

行不良によるポピュラーな症状の首や肩のコリ、それらによる頭痛、

腰の重さ、背中の張りなどを無理なく改善させます。



 特に競技選手や身体を使う人たちの筋肉は、一般の人たちのものと

比べ、筋肉の緊張や拘縮がより強く、丹念に「軟部組織を整える」事が

最優先となります。





軟部組織 (筋肉・筋膜・腱 etc.) を整える事が重要となる適応症状


通常の肩こり・腰痛  良く眠れない  寝不足  慢性疲労  過労

手足の浮腫み  自律神経の調整  シーズン中のスポ−ツケア etc.